2011年5月24日火曜日

OpenOffice > Java > チュートリアルをやってみる

UNOをJavaで実装するチュートリアルをやってみました。
http://hermione.s41.xrea.com/pukiwiki/index.php?OOoSDK%2Fjava%2FTutorial%2FHello

SDKはインストールしてあったが、IDLmakeを使用するのでMinGWをインストールした。Zipツールはavast!に警告されたのでインストールはしなかった(なんとかなるかな?)。そして「%SDK_HOME%\setsdkenv_windows.bat」を実行し、表示される質問に応えて設定完了。設定を変更したい場合は、「%USER_HOME%\Application Data\openoffice.org3.3_sdk」 以下に「setsdkenv_windows.bat」が生成されているので、それを修正すればよい。以後、各種SDK関連コマンドを実行する場合は、上記どちらかのbatファイルを実行すればパスが通る。

  1. IDLファイルの作成、コンパイル - 成功。
  2. レジストリファイルの作成 - 成功。
  3. javamakerコマンドでjavaファイルの作成
    作成されるのはjavaファイルとなっているが、classファイルが作成された。
    コマンドの仕様が変わったらしい。アップしてあるソースを利用する。
  4. サービス、その他のクラスの実装、コンパイル - 成功。
  5. jarファイル、zipファイルの作成 - 成功。
  6. パッケージのインストール
    pkgchkコマンドがみつからなかった。インストール方法が変わったらしい。
    unopkgコマンドでインストールするもOpenOfficeBasicからサービスを利用することはできなかった。

OpenOfficeのアップデートによって動かすことはできなかったが、概要は理解できた。うまくいかなかった点も、DeveloperGuideを読み進めていけば解決できると思う。

--- 追記 ---
SDKのサンプルの中にある”JavaComponent”(%SDK_HOME%\examples\DevelopersGuide\Components\JavaComponent)と似た構成になっているので、そちらを参考にしながら進めたら無事動作した。

makefileの修正箇所

  • COMPONENT_NAME=JavaComponent
            > COMPONENT_NAME=ooo_hello  
  • APP1_NAME=TestJavaComponent
            > APP1_NAME=ooo_hello
  • IDLFILES = XSomethingA.idl \  .....
            > IDLFILES = XHello.idl \  ....
  • PACKAGE = com/sun/star/test
            > PACKAGE = com/sun/star/demo
  • COMPJAVAFILES  = TestComponentA.java \ ....
            > COMPJAVAFILES  = com/sun/star/comp/demo/Hello.java \ ....
  • @echo RegistrationClassName: TestServiceProvider>> $@
            > @echo RegistrationClassName: com.sun.star.comp.demo.Hello>> $@

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